コロイダルグレードの具体的な機能①(懸濁、乳化安定、気泡安定、氷結晶コントロール)

コロイダルグレードの機能である、「懸濁安定、乳化安定、気泡安定、氷結晶コントロール」のメカニズム、効果、使用例を以下に記載致しました。風味、テクスチャーを損なうことなく、これらの効果を実現出来ることがポイントです。飲料、ホイップクリーム、冷菓等の幅広い用途にご使用頂いております。

懸濁安定

コロイド状に分散した結晶セルロース粒子は三次元の網目構造を形成。この構造により微小な固体粒子を網目内に捕らえ、沈降・離水のない安定した懸濁液を形成します。

乳化安定

結晶セルロース粒子は主に水相中に存在し、油球同士の合一をブロック。また結晶セルロース粒子は固体粒子のため、液温の上昇による影響を受けず、乳化液の耐熱安定性を向上させます。

気泡安定

分散した結晶セルロース粒子が骨格となり、気泡がつぶれることを防ぎます。

氷結晶コントロール

分散した結晶セルロース粒子が、氷結晶の接合を物理的に阻害。
大きな氷結晶が出来る事を防ぎます。

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