DiveRadGel株式会社、がんワクチン開発の加速に向け資金調達を実施

2026.10.02

旭化成のヘルスケアマテリアル事業部発のスピンアウトベンチャーであるDiveRadGel株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役社長:中井 貴士、以下「DRG社」)は、ANRIおよび東北大学ベンチャーパートナーズを引受先とする第三者割当増資により、資金調達を実施したことをお知らせいたします。

今回調達した資金を活用し、独自の樹状細胞標的型DDS(Drug Delivery System)技術を用いたがんワクチンの研究開発および非臨床開発を加速するとともに、国内外の研究機関・製薬企業等との共同研究・開発を推進してまいります。

DRG社は、難治性がんに対して強力かつ持続的ながん免疫を誘導し、がんを寛解へ導く治療法の実現を目指すと同時に、将来的には治療後の再発、さらにはがんの発症そのものを予防する がんワクチンへと技術を発展させることを目指しています。

<DRG社について>

 DRG社は、HCM事業部にて開発及び製造が進んでいる、ヒアルロン酸ナノゲル「Sonanos™」を基盤としたDDS技術を用いて、新しいがん免疫療法の実現を目指すべくスピンアウトにて設立された創薬スタートアップです。
 DRG社のDDSは、皮下投与された抗原をリンパ節へ送達し、がん免疫において重要な役割を担う樹状細胞(cDC1)へ効率的に届けることを特徴としています。抗原を適切な免疫細胞へ届けることによって、がん細胞を認識・攻撃するT細胞応答を効果的に誘導し、持続的ながん免疫の形成を目指します。
 これまでの非臨床研究では、本技術を用いたがんワクチンについて、難治性固形がんモデルにおけるmRNA/LNPワクチンや従来のペプチドワクチンより優れた抗腫瘍効果に加え、T細胞療法との併用による腫瘍消失や、長期的ながん再発予防につながる免疫応答を示す結果を得ています。
 DRG社は、がんワクチンを単に既存治療に追加する新たな治療選択肢としてではなく、「難治性がんを寛解へ導く」「治療後の再発を防ぐ」、そして将来的には「がんの発症そのものを防ぐ」ための医薬品へ発展させることを目指しています。

DRG社 ホームページ

旭化成 ソナノス™ ホームページ

TOP