ヒアルロン酸ナノゲルを用いた「新型コロナウイルスの新規ワクチン開発」に関する特許出願のご報告

2021.12.22

弊社は、島根大学医学部(浦野健教授)・京都大学(秋吉一成教授)・三重大学(珠玖洋教授)・長崎大学熱帯医学研究所(森田公一教授)との共同研究によって、ヒアルロン酸ナノゲルを用いた新型コロナウイルスに対する新しいワクチンの研究開発に成功し、2021年12月16日に特許出願を完了しましたので、ご報告いたします(特願2021-204470)。
ポリエチレングリコールを含まない生体由来材料としての安全性・免疫組織への高い抗原送達能力から子供への接種も可能な安全性を有するワクチン、また、粉末乾燥させても十分な効果を保持していることからコールドチェーンを必要としない(室温流通できる)ワクチンとなる可能性を有しています。

また本開発に関しまして、日本医療研究開発機構(AMED)「創薬基盤推進研究事業」(2021年11月~2026年3月)に採択されましたことを、併せてご報告いたします(研究開発代表者:勝又 徹(旭化成(株))。

本件について、ご不明点がございましたら、下記までお問い合わせください。

旭化成株式会社 スペシャルティソリューション事業本部 添加剤事業部 新製品開発推進室  
E-mail:hananogel@om.asahi-kasei.co.jp

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